Triop to Cambodia
6.2006.5.6(土)

ひとりで朝ゴハン。
屋上の洗濯ものを取りに行って部屋で荷物のパッキング。

さて、あとはチェックアウトして空港に向かうだけだわい、と思っていたら、なんと前回使えたUC/VISAのカードが使えない!
銀行に行く時間もないし、どのみち市内は同じシステムだからカードは使えないと言われて、一瞬途方に暮れる。こんな事ならお土産買わずにドルを取っておくべきだった・・・。そうは言っても払わないわけにはいかないので、結局手持ちのほとんどのドルと日本円という変則技でどうにか支払い完了。日本円の通用する宿でホント良かった!そしてやっぱりキャッシュは大事だ、と実感。

同じ時間帯に出発する方とトゥクトゥクで空港に向かった。スタンバッてたティー、ゴメンよ。昼間の移動は感傷的にならずに済んで良かった。
トゥクトゥクドライバーのターさんが最後に「When wil you come back,next time?」と聞いてきたのですかさず聞き返してやった。
「When wil you come to Japan?」
「Huuuum,3years later! HaHaHaHa!」
最後はターさんの大きい笑い声で締めくくり。あー、楽しかった。また来よう。


【p.m.14:30】
ホーチミン着。
まずは、明日のメインイベントであるスパの予約。空港内にある郵便局のようなところで電話にトライ。こっちの公衆電話はテレカじゃないと使えないということだったけど、このような場所で電話を借りれば使った分だけ支払えばいいシステムらしいのだ。・・・しかし、繋がらなかった。仕方ナイ。

空港の両替所で1,000円分だけヴェトナムドン(VND)に両替するも、出てきた紙幣の数とゼロの数が多くて早くも混乱気味。2,000VND(約15円)のバスに乗って市内へ向かう。シェムリアップよりも建物も多いし、車もバイクも人も多い。しかも暑い。
同じバスに日本人のバックパッカー風のおにーちゃんがいて話かけられた。「このバスって街中まで行きますかね?」ほとんど初めての旅という彼は既に宿を予約してたけど、こちらもアテにしていた宿が近所だったので結局一緒に行くことになった。途中、日本語で声をかけてくるバイタクに会うものの、宿が先だ。旅の後半は緊張感が薄れてとかく失敗しがちなので日本語で声かけてくる輩は適当に流す。
バイタク「おねーさん、ホテルはどこ?」
私「もう予約してある。」(隣の日本人のにーちゃんが「えっ?」という顔をする)
バイタク「ホテルまで乗せていくよ。ガイドするよー。」
私「すぐそこだからいい。」(隣の日本人のにーちゃんが再び「えっ?」という顔をする)
もちろん宿など予約してないし、目指すところがあとどれくらいかなんて知る訳もない。


【p.m.16:00】
アテにしていた宿Bi Saigonで部屋が空いてたので難なくチェックイン。窓のある部屋は$20、窓のない部屋は$15。迷うことなく$15をチョイス。バスタブさえあればオッケーだ。

まだ陽も暮れていないので、ベンタイ市場方面へ出かけてみた。
と、さっきのバイタクが・・・。めんどくせー。
日本語で一所懸命売り込んでくるし、歩くのも疲れたので結局1時間$2で市内観光してみることにした。市場に行くならチョロンのビンタイ市場が安くていいよ、と言ってバイクで走ること暫く。もともと買い物する気がなかったし、思っていたより遠かったので早くもやや不機嫌になる。
市場に着いて案内するというので後をついて行くものの、「アオザイは?」「コーヒーは?」「バックは?」「サンダルは?」と立て続けに質問(売り込み)されるので、ますます不機嫌に。しかも歩くペースが速くて嫌になる。ちょうど市場も閉まりかけていたので、ボソっと「もう帰る」。超不機嫌な観光客。
このままでは観光どころじゃないくらいに疲れたので「もと来たところに戻っておしまいねー」と言うと明日の1日ツアーの売り込みが始まった。善意的に解釈すると、彼は折角遠くから来た日本人にヴェトナムのいいところを見てもらうと必死なのだが、生憎小生機嫌が悪く、「ツアーは行かない」の一点張り。ようやく本当に観光する気がないと悟ったのか、最後は川沿いに建つ建物を指して「ここは精神病院だよー。」と言い出した。旅に来て観光しない奴は精神病院がお似合いってわけかい。まぁ、それもそうかもね。

【p.m.17:30】
ようやく解放されて、当初の目的のベンタイン市場へ。
ガイドブックで見て飲んでみたかった「チェー」という飲み物を試す。寒天とかフルーツの入ったものなんだけど、指さして頼んだものにはコンブみたいなものが入ってた。味は・・・。微妙。
気が付くと隣に姉妹らしき2人組が座ってた。物売りかなー、と思ったけどニコニコするだけで別に何も言ってこない。ガイドブックをパラパラ見てたら、隣から覗き込んでくるので、「見るー?」と聞くと色々説明してくれた。超カタコト英語で。自分達の住んでる町の写真が面白いらしく楽しそうに見入ってたな。一通り見終わると、「ありがとう」と言ってお礼のつもりかポストカードをくれた。
写真の通り、カワイイ子だったので写真を撮らせてもらった。実物より大人っぽく撮れててドキッっとした。


【p.m.18:00】
「フォー2000」というフォーの有名店で夕ゴハン。もちろんフォーを食べた。パクチーをバサバサ入れて。美味しかったけど、体力的にはかなり疲れてきた。
なのにダメ押しで宿の1階のレストランで〆のビール。暑さと疲れで半分も飲まないで酔っぱらった。

本場のフォー 宿の向かいの調理場
夜が更けても衰えない活気


色々な種類が並んでる


将来有望

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