Triop to Cambodia
7.2006.5.7(日)

8時くらいまで寝てただろうか。完全にお疲れモード。
朝ゴハンは宿の1階のレストランでバインミー(フランスパンのサンドイッチ)。罰ゲーム級の唐辛子が入ってて目が覚めた。


【a.m.11:00】
チェックアウトぎりぎりの時間まで部屋で休んでバタバタと荷物をまとめる。折角ホーチミンに寄ったのだからと、重い腰を上げて街に出ることにした。しかし暑い。
チェックアウトのついでにレセプションで目当てのスパに電話。電話口では日本語が通じたので比較的スムーズに予約完了。さーて、何処行くか。

まずは美術博物館。
もとは華僑の邸宅だったという建物だけど、アール・デコな階段やステンドグラスや手動式(?)のエレベータがあってそれだけでも楽しかった。1階はギャラリーで、訪れた時には現代作家の作品の展示販売中。2階は国内外の作家の主に油絵などの絵画。3階はチャンパ美術やタイ・グエン朝のころの遺跡ものなど。遺跡ものは青空の下で見たほうがいいな。お客さんは疎ら。静かでのんびりできる。


向かい側に立ってる人、
全然動かないと思ってたら
彫刻だった


見事なアールヌーボー様式


現代ヴェトナム絵画は
日本の影響を強く
受けている模様

美術博物館を出て、今度はサイゴン川まで行ってみるかと歩くも、意外に遠い。暑さのためか距離感が鈍る。挙げ句、道に迷う。旧市場に迷い込んで、ノリでココナッツ・ミルクのジュースを買うも生ぬるくて口に合わない。たいした距離でもないのにまた迷いながら、トンタットティエップ通りに出る。小綺麗なショップに入ってみるも、購買意欲沸かず。

サイゴン・センター・ビル1階のカフェでココナッツチーズケーキとアイス・コーヒー。う〜ん、チーズケーキは微妙。こちらの甘いものはちょっと口に合わないようだ。ビル内にあるスーパーでお土産物色。支払いの時の桁数が多すぎて、買い物がコワイ。

お土産物屋さんの密集地帯ドンコイ通りを徘徊するも暑さと旅の疲れで全然楽しめない。結局観光らしい観光もしないまま体力だけを無駄に使って再びお茶。
ちょっと入り組んだビルの3階辺りにあるお店に入ってみた。昼間っからオッサン2人と派手めなオネーチャン2人の4人組とか、微妙な店内。それでもうるさくないし、ソファだったので少しは疲れが取れた。


【p.m.15:00】
流しのバイタクで予約してた「パロマ・サロン&スパ」へ。
と、行ってみたら移転してた。親切なバイタクの運ちゃんが近くの人に道を尋ねてくれて大通りから少し入ったところの移転先を見つけてくれた。いい人で良かったー。

サロンはこじんまりとしてたけど、予想以上に綺麗。予約の時に電話で応対してくれていたおねえさんが流暢な日本語で応対してくれる。なんでも準備に時間がかかっているというので、ひとしきり世間話。彼女は日本に留学していたことがあるそうで、留学先は水戸だったとか。物価の差を考えると、いくら水戸とはいえ結構生活は大変だったみたい。それでもまた日本に行きたいって言ってたな。
で本編のジンジャーオイルマッサージ(90分/$25)。サロン全体がアロマのいい香りで、あっという間に終わっちゃった。もう1クールくらい受けたいくらい気持ちよかった〜。


【p.m.17:00】
荷物を取りに一旦宿へ向かう。
しかし、疲れ切った身体にマッサージが良くなかったのか、これでもかというくらいに身体が重くなってきた。今夜のフライトは23時過ぎなので、最後に美味しいフォーでも食べてから空港に向かうつもりだったけど、全然無理。
宿のにーちゃんが空港までのタクシーを手配してくれて、どうにかそれに乗り込む。あれれ、タクシー代はにーちゃん渡したんだけど、大丈夫かいな、この運転手さんいい人だといいんだけど、なんて思っていると、どんどん具合が悪くなっていく・・・。
結局途中で「なぁ、おっちゃん、気持ち悪い。」(完璧なる日本語で)と言って車酔い。運ちゃんはすぐにエアコンを切って窓を開けてくれたので、降りる時には少しだけ回復。お金もちゃんと最初の$5だけで大丈夫だった。もしも今度ホーチミンに来ることがあったら同じ宿にしようと思ったね。

帰国便はリコンファームしてなかったのでその場で確認。その後、空港のロビーで3時間ほど待機。周りからみたら、かなりグダグダした日本人に見えただろう・・・。21時過ぎ、日本人だらけでガヤガヤしてきたので、寝てるわけにもいかずチェックイン。
気力も体力も少し回復してきたので最後に空港内のレストランでシーフードヌードル(麺はもちろんインスタント麺)を食べた。あれだけたくさん持ってたヴェトナム・ドンもちょうど使いきった。
同じテーブルで相席になったおじさん2人組は蝶の採集に来ていたとかで、蝶と蛾の違いなどを解説してくれた。ホント、旅って色々な人に出会うなぁ。
こうして最後は体力低下に見舞われながらも、無事帰国することができた。

さて、次はどこへ行こう?

どの国でも市場は楽しい


本気カメラ目線


甘いアイスティーで
暑さと疲れを癒す



おっしゃれーな感じの
スパ